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大量4得点で成長見せた磐田は4年ぶりの3連勝目指す…山田大記「次に勝ってこそ階段を上がれる」

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チーム3点目を決めたMF山田大記

[4.10 J2第7節 磐田 4-1 松本 ヤマハ]

 ジュビロ磐田は10日のJ2リーグ第7節で松本山雅FCに4-1の快勝。今季2度目の連勝を達成した。

 開幕連敗もその後は連勝を達成し、また黒星を喫するも、今節の勝利で今季2度目の連勝となった。順位も8位から暫定4位にジャンプアップ。序盤戦で勢いづく勝ち点3になった。

 試合は序盤から松本のハイプレスに圧されて守勢に回る。しかし、相手のフィニッシュを防ぎ切ると、前半37分にPKを獲得。FWルキアンのゴールで先制に成功した。さらに後半に折り返し、後半11分にはオウンゴールで追加点。その後1点を返されて2-1になるが、同18分にMF山田大記が、終了間際にはMF伊藤洋輝がゴールを挙げ、4-1で快勝した。

 鈴木政一監督は1点差になった後の2得点に「メンタル面も含めたところでチームが成長している」と手応えを口にする。「去年から見ている中ではメンタルの部分、一番大事なところで集中力を持って戦わないといけない部分が足りないところがあった。ゲームを支配しているにも関わらず、負けゲームになっていたり。それが少しずつ変化が見られたんじゃないかなと思います」と勝ち切る部分での成長を挙げた。

 勝利を決定づける3点目を挙げた山田は、立ち上がりで守勢に回っていたことについて「今年は失点も立ち上がりに多いので基本的には堅く入って、良いサッカーをやるというよりは泥臭く、しっかり守備から失点しないことを大事にやろうと話していた」と説明。「先に取るよりも先に取られないっていう、似たようなことなんですけど、どちらかといえば先に取られないということを意識しながら試合に入っていた」。序盤では多くのシュートを打たれていたが、先制は許さず。前節に続いて先制点を奪うことに成功した。

 チームは今季2度目の連勝を達成。次節のSC相模原戦で勝利すると、磐田は2017年夏にJ1リーグで達成して以来、4年ぶりにリーグ戦3連勝を成し遂げることになる。山田は「やっぱり次がすごく大事かなと。今日の勝ちは大きいんですけど、次に勝ってこそひとつの階段を上がれる。3連勝に意味があるのかなと思っている」と成長の証となる次戦への意気込みを語った。

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