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師弟対決制したリーズ指揮官ビエルサ、弟子ペップとの勝敗はつけず「我々の戦いはまだまだ続く」

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マルセロ・ビエルサ監督とジョゼップ・グアルディオラ監督

 10日のプレミアリーグ第31節では、リーズマンチェスター・シティに2ー1の勝利。11位のリーズが首位のシティを打ち破った。

 リーズは前半42分にMFスチュアート・ダラスが先制点を奪うが、前半終了間際にはDFリアム・クーパーが危険なファウルで一発退場となる。数的不利に陥ると、後半31分にはシティに追いつかれた。しかし、後半アディショナルタイムにダラスが劇的な勝ち越しゴールを挙げ、今季圧倒的な強さを誇るシティから白星を奪った。

 英『スカイスポーツ』では、試合後の両指揮官の言葉を紹介している。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「もう一度やり直す必要がある」とコメント。いまだ4冠の可能性を残しており、「前進するために何をしなければならないのか。理解するために敗北が必要なこともある」と大きな目標への薬として黒星を飲み込んだ。

 一方、大金星を挙げたリーズのマルセロ・ビエルサ監督は「シティが試合を支配していた。決定機は向こうに多くあった」と語る。

「しかし、精神的および肉体的観点からの個性やメンタル面、そして努力、ひたむきさで勝利を手にした。結果は妥当だ」

「公平な結果ではシティの勝利。そしてなんだか奇妙なものだが、私たちは勝利に値する」

 さらに、ビエルサ監督は自らを“師匠”と慕うグアルディオラ監督との戦いはまだまだ続くと口にする。「リーズがシティに勝ったからといって、私がグアルディオラに勝ったわけではない。彼はリーズが勝ったシティの指揮官というだけ。きょうの勝利は選手のものだ」。

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