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家長2発に三笘、ダミアン! 打ち合いの“多摩川クラシコ”制した川崎Fが開幕無敗で4連勝

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[4.11 J1第9節 FC東京2-4川崎F 味スタ]

 J1第9節が11日に行われ、味の素スタジアムでは首位川崎フロンターレと6位FC東京が対戦した。FW家長昭博の2発などで“多摩川クラシコ”を制し、首位・川崎Fが4-2で勝利。開幕無敗の4連勝で首位を快走している。

 川崎Fは7日の鳥栖戦(○1-0)から4人を入れ替え、MF遠野大弥、DF車屋紳太郎らが先発入り。遠野はインサイドハーフの一角、車屋は左サイドバックに入った。4-3-3の川崎Fに対して、FC東京は4-4-2の布陣を採用。札幌戦(○2-1)から3人を変更し、MF青木拓矢、MF東慶悟、FW永井謙佑がスタメンに名を連ねた。

 川崎Fが幸先良く試合を動かした。前半8分、中盤で相手ボールをカットしたMFジョアン・シミッチがつなぎ、FWレアンドロ・ダミアンが浮き球を供給。裏を取った家長がダイビングヘッドで押し込み、先制に成功した。17分にはミスを突いたMF三笘薫が高い位置でカットし、再びショートカウンター。L・ダミアンのスルーパスを家長が左足で蹴り込み、連続でゴールを陥れた。

 2-0で迎えた前半24分には川崎FがFKを獲得し、素速くリスタート。シミッチが縦パスを入れると、ダミアンがフリックし、切れ込んだ三笘がネットを揺らした。しかし、VARが介入した末に三笘の位置はオフサイドと判定され、得点は認められなかった。

 ハーフタイム明けにFC東京はMF安部柊斗を下げてFWアダイウトンを投入。すると後半14分、DF中村拓海のパスで背後に抜け出した永井がマイナス方向に戻すと、FWディエゴ・オリヴェイラがスルー。走り込んだFWアダイウトンが強烈な右足シュートでネットを揺らした。

 川崎Fはその2分後、右サイドを抜け出したDF山根視来のクロスを中村拓がカットしたが、すぐさま三笘がボールを奪い、そのまま右足シュートをゴール右隅に突き刺した。再び2点差とした川崎Fは後半30分にもMF田中碧のFKを谷口が頭で折り返し、ダミアンが右足ダイレクトで蹴り込んだ。

FC東京も意地を見せ、後半39分、MF高萩洋次郎がサイドチェンジのクロスを入れると、MF内田宅哉がヘッドで叩き付け、J1初ゴール。それでも反撃はここまで。FC東京は2-4で敗れ、6試合ぶりの黒星を喫した。

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