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鹿島ザーゴ監督が判定に不満「全員がPKではないと…」選手は連携ミスに焦点

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鹿島アントラーズザーゴ監督

[4.11 J1第9節 札幌2-2鹿島 札幌ド]

 2点差を追いついた北海道コンサドーレ札幌の同点ゴールはPKから生まれた。鹿島アントラーズザーゴ監督は試合後のオンライン会見で「PKではないPKを取られてしまった」などと判定への不満を口にした。

 鹿島の1点リードで迎えた後半20分だった。札幌MF金子拓郎がペナルティエリア内に向かってドリブル突破をしかけると、DF町田浩樹とDF永戸勝也を振り切った際に転倒。主審はエリア内で鹿島のファウルがあったとして、札幌にPKを与えた。

 ここでVARの助言が入り、主審はファウルの有無とエリア内外を再確認するため、オンフィールドレビューを実施。それでも判定は覆らず、札幌のPKが支持された。永戸の左腕が金子にかかっていた場面に反則を取ったとみられる。このPKをFWアンデルソン・ロペスが決め、札幌が同点。試合はこのままスコアが動かず、勝敗を分けるビッグプレーだった。

 ザーゴ監督は試合後の総括で「良い前半のスタートを切れて、1-0、2-0となったのはよかったが、その後は重心が後ろになりすぎ、そこから失点につながった。後半は1回か2回、明らかなチャンスはあったが、同点の場面に関しては試合を見ていた人全員がPKではないということを明確に見られたのではないかと思うし、それが非常に残念」と不満をあらわにした。

 一方、PKを与えた永戸は冷静に受け止めていた。「自分が競りに行った後のこぼれ球で前に入られた。マチ(町田)がカバーに来ているのがわかっていた中で、もうちょっとマチに縦を切らせて攻撃を遅らせることができたと思う。相手に前に入られたので、引っかかったのはしょうがない。味方との連携で防げた」と連携ミスを認めつつ、「次に向けて修正できれば」と前を見据えた。

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