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[関東]川崎F内定コンビ、清水内定コンビがそれぞれマッチアップ「不思議な感覚でした」

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 これまでも何度も顔を合わせてきた対戦相手だったが、“将来のチームメイト”との対戦は、やはり特別な感情が沸いていたようだ。10日に行われた関東大学サッカーリーグ1部で、同じJリーグクラブに入団が内定する選手同士のマッチアップが実現した。

 まずは早稲田大筑波大で、清水エスパルスに内定するFW加藤拓己(4年=山梨学院高/清水内定)とDF山原怜音(4年=JFAアカデミー/清水内定)がマッチアップ。普段から連絡を取り合う仲だというが、試合前にトイレでばったり遭遇。「今日は活躍させていただきます」と互いに健闘を誓いあって試合に臨んでいた。

 山原が「間違いなく気持ちは入っていました。チームメイトになる予定ですけど、今年は対戦相手。負けたくないなという気持ちはありました」と明かせば、加藤も「今まで味わったことのない感覚。不思議な感覚でした」と振り返る。お互いのプレーには納得していない様子の2人だが、対決については楽しんだようだ。

 先月行われた第35回デンソーカップチャレンジサッカー熊谷大会でMVPを獲得する活躍をみせた山原は、3月23日に清水への入団内定を発表。同日出されたリリースでは、中高を過ごした静岡県への愛着を語るとともに、「この瞬間からエスパルスの一員という自覚を持ち、スタジアムで皆さんと勝ちロコができるように、自分の持っているもの全てを発揮して、チームの勝利のために貢献していきたい」と意気込んでいた。

 山原によると、すでに昨年の時点で清水入りへの意思を「ほぼほぼ」固めていたという。そして今春のキャンプ参加すると、ロティーナ監督のサッカーに触れ、より意思を固めることができた。「あそこまで守備を徹底的に理解させようとするというか、あれだけ細かい指導を受けたことがなかったので、すごく新鮮だった。(今後も)試合とかに絡めるかは別として、清水の練習に行けることで成長に繋がると感じています」。

 一方の加藤は昨年11月19日に内定を発表。しかし今年1月のアタリマエニカップで負傷したこともあり、今春のキャンプに参加することは出来なかった。そのため、ロティーナ新体制になってからは参加できていないことになる。

 しかし早稲田大が天皇杯予選に敗れたことで、次の試合まで2週間空くことになった。そのため週明けから清水の練習に合流することが可能になるという。21日のルヴァン杯(対横浜FM)まで帯同予定で、ロティーナ監督との初顔合わせも楽しみにする。「清水に行けば清水のやり方があって、もうお客さんじゃない。背番号も与えられて、登録されている時点で周りの選手がライバルになる。そこは一歩も引かずにやっていければなと思います」。

 また法政大流通経済大では川崎フロンターレに内定するMF松井蓮之(4年=矢板中央高/川崎F内定)とDF佐々木旭(4年=埼玉平成高/川崎F内定)が対決。試合後には“グータッチ”で互いの健闘をたたえ合った。これまで特に面識がなかったという2人だが、試合後に少し話をする機会があったという。佐々木は「中盤であれだけボールが取れて、あれだけ捌けると嫌だなと思った」と未来の僚友に脱帽といった様子だった。

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