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レアケース? 久保建英、所属元レアルと今季3度目の対戦に西メディアも注目

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ヘタフェに期限付き移籍中のMF久保建英

 ヘタフェMF久保建英は、週末に控える所属元レアル・マドリー戦にも出場可能なようだ。スペイン『アス』が伝えている。

 今季前半戦はビジャレアルにレンタルで加入した久保。しかし、レアルは所属元との対戦で出場できないといういわゆる“恐怖条項”を盛り込んでいなかったため、ラ・リーガ第10節で対戦していた(出場は1分)。後半戦はヘタフェに活躍の場を移すことになったが、この契約にも“恐怖条項”はなし。2月の第1節延期分でもピッチに立っている(出場は35分)。

 そして、18日の第33節レアル戦にも出場可能なようだ。『アス』は「同じライバルと3回対戦することはあまりないが、そのライバルからレンタルされているケースはもっと少ない」と、極めて珍しいケースであると指摘。1戦目はビジャレアルの選手として、2戦目は第1節が延期になっていたからと説明しつつ、「タケフサ・クボはレアル・マドリーと3度目の対戦へ。残留目指すヘタフェにとって重要な試合で、自分を測ることになる」と伝えた。

 U-24日本代表から帰って来た直後の第29節オサスナ戦(0-0)は9分間の出場にとどまり、続く第30節カディス戦(0-1)は先発するも、後半6分に交代となった久保。ホセ・ボルダラス監督はパフォーマンスを評価しつつも「戦術的な交代」と理由を説明している。

 出場機会がなかなか伸びない現状だが、今季3度目となる所属元との一戦で出番をつかみ、ジネディーヌ・ジダン監督を含むレアル陣営に来季へ向けてアピールすることはできるのだろうか。

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