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フランクフルト躍進の立役者、ヒュッター監督が今季限りで退任決定

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 フランクフルトは13日、エディ・ヒュッター監督が今季限りで退任することが決まったと発表した。ボルシアMGが同日、来季からの監督就任を発表しており、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)初出場を目指す中での電撃転身となった。

 フランクフルトにはMF長谷部誠、MF鎌田大地が在籍。今季は第28節終了時点で、14勝11分3敗の勝ち点53で3位につけており、来季の欧州CL出場権が大きく近づいていた。

 ドイツ紙『キッカー』日本版によると、就任3年目のヒュッター監督は「来シーズンに向けて、新たな一歩を踏み出すという決断は、私にとって決して簡単なものではなかった。私はここで3年間に渡り、非常に成功した濃密な時間を過ごしてきた。ただこのチームと共に、今シーズンを素晴らしい結果で締め括りたいと思っている」とコメント。「私たちは歴史を刻むチャンスを手にしている。今の私にとって、何よりも大切なことはアイントラハトの成功だ。このリードを守り、そしてチャンピオンズリーグ出場を果たしたい。その目標のために全力を尽くす」と意気込みを語っている。

 なお、フランクフルトとヒュッター監督との契約は2023年6月末まで。だが、750万ユーロの契約解除金を払えば移籍できるという例外条項が付帯しており、これを行使することになったという。

 フランクフルトとボルシアMGは奇しくも17日、ブンデスリーガ次節の第29節で対戦する。

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