beacon

イブラの審判侮辱は誤認か…ミラン顧問弁護士が無実主張&異議申し立てへ

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWズラタン・イブラヒモビッチ

 10日のパルマ戦で退場処分を受けたスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチについて、ミランの顧問弁護士が12日、イタリア国営放送『Rai』のインタビューで見解を示した。

 イブラヒモビッチは10日、スタディオ・タルディーニで行われたパルマ戦に出場。しかし60分、主審に対して侮辱的な発言をしたとして退場処分を受けた。だがこの判定を巡っては、ファビオ・マレスカ主審による誤解の可能性が指摘されている。

『スカイスポーツ』など複数のイタリアメディアは、イブラヒモビッチの発言を中継動画から再現。ミランFWは「帰れ、帰れ。関心がなくて、どうでも良いと思っているなら、ここで何をしている」と発言した後、「おかしい(ミ・センブラ・ストラーノ)」とつぶやいたが、主審は「お前はろくでなしだ(セイ・ウン・バスタルド)」と聞き間違えた可能性があるとしている。

 そんな中、ミランのレアンドロ・カンタメッサ弁護士はインタビューに応じると、スポーツ裁判所への異議申し立てをする意向を示しつつ、イブラヒモビッチが18日のジェノア戦に出場する可能性も示唆した。

「もちろん異議申し立てはするだろう。ただ、すべてはマレスカの報告書次第だ。もし主審が聞き取ったことについて自信がなく、聞き間違いであるのならば、事態は覆される。主審が間違いを認めることになれば、イブラはパルマで退場処分を受けたものの、次戦での出場可能になるだろう。一方で主審が認めなければ、イブラは1~2試合の出場停止となるが、それは間違ったことだ」

 ミランの顧問弁護士は、さらにイブラヒモビッチを擁護。「本当に誤解であると言える。私も音声を聞いたが、言葉に悪意はないし、論争につながるような部分はなかった。主審はいったい何を聞いたと主張するのか。理解できない。侮辱の言葉はなかった」と主張した。

●セリエA2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP