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今季発足「Jエリートリーグ」は練習生も出場可、すでに高校・大学生ら14選手が出場

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浦和の一員として出場した京都橘高のMF宮嶋大輝(左)とFW木原励(右)、札幌内定を掴んだMF田中宏武(立正大、中央)

 Jリーグは今月12日までに、今季から創設された若手育成のための新リーグ「Jエリートリーグ」6試合を行った。クラブに所属しない練習生の出場も認められる中、高校・大学や下部カテゴリから14人が出場を果たした。

 今年3月上旬に開幕したJエリートリーグは主に、21歳以下(ポストユース)の選手の試合出場とアカデミー所属選手の飛び級の機会を創出するために発足したリーグ。14のJクラブが参加しており、地域別の3グループに分かれてリーグ戦を戦っている。

 各チームは2021年12月末日において満年齢21歳以下の選手を3人以上エントリーしなくてはならないという制約があり、陣容はさまざま。Jリーグ戦の出場機会が少ないトップチーム選手主体で挑むクラブもあれば、ユース所属選手を中心に戦うクラブもある。またJリーグの承認を得られれば、クラブ所属外の練習生も起用することができ、すでに14人が出場を果たした。

 各チームの陣容、出場した練習生は以下のとおり。

<第1節>
▼A組 名古屋グランパス 0-3 横浜F・マリノス@トヨタS

・名古屋
スタメン:ユース11人
ベンチ:ユース7人

・横浜FM
スタメン:トップ2人、ユース8人、練習生1人
ベンチ:ユース3人、練習生2人

MFガブリエル・ナシメント(18=京都共栄学園高3年) ◎90
DF河波櫻士(20=関東学院大3年) ▲31
FW村上悠緋(20=関東学院大3年) ▲45

▼A組 清水エスパルス 1-0 水戸ホーリーホック@三保G

・清水
スタメン:トップ10人、ユース1人
ベンチ:トップ3人、ユース4人

・水戸
スタメン:トップ11人
ベンチトップ4人、練習生2人

FW川島みざき(22=ジョイフル本田つくばFC/鹿島ユース出身) ▲18
FW中村翼(22=ジョイフル本田つくばFC/流通経済大出身) ▲5

▼A組 浦和レッズ 3-2 北海道コンサドーレ札幌@大原

・浦和
スタメン:トップ10人、ユース1人
ベンチ:トップ2人、ユース3人、練習生2人

DF大竹悠聖(20=桐蔭横浜大3年) ▲23
DF吉田和暉(20=桐蔭横浜大3年) ▲45

・札幌
スタメン:トップ5人、ユース5人、練習生1人
ベンチ:トップ1人、ユース4人

MF田中宏武(22=立正大4年) ◎90

▼B組 愛媛FC 1-2 ファジアーノ岡山@北条陸

・愛媛
スタメン:トップ11人
ベンチ:トップ2人、ユース5人

・岡山
スタメン:トップ10人、練習生1人
ベンチ:トップ3人、ユース4人

DF辻岡佑真(19=IPU・環太平洋大2年) ▽45

▼C組 FC琉球 1-1 V・ファーレン長崎@タピスタ

・琉球
スタメン:トップ10人、ユース1人
ベンチ:トップ3人、ユース3人

・長崎
スタメン:トップ9人、ユース2人
ベンチ:トップ1人、ユース4人

<第2節>
▼A組 水戸ホーリーホック 2-0 浦和レッズ@城里

・水戸
スタメン:トップ10人、練習生1人
ベンチ:トップ4人、ユース2人、練習生1人

DF後藤田亘輝(21=青山学院大4年) ▽57
MF小澤秀充(21=青山学院大4年) ▲45

・浦和
スタメン:トップ9人、ユース1人、練習生1人
ベンチ:トップ1人、練習生2人

MF宮嶋大輝(17=京都橘高3年) ▽45
DF高橋昴(18=作新学院大1年) ▲20
FW木原励(17=京都橘高3年) ▲45

◎=フル出場
▽=先発途中交代
▲=途中出場
数字は出場時間

 練習生制度を活用しているのは横浜F・マリノス、水戸ホーリーホック、浦和レッズ、北海道コンサドーレ札幌、ファジアーノ岡山の5クラブ。このうち札幌のMF田中宏武(立正大4年)はその後、正式加入が内定しており、公式戦にも出場可能な特別指定選手として登録されるに至っている。

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