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欧州CL4強の顔ぶれにジダン「信じられないほど強い4チームが…」

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 レアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督がUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝リバプール戦を振り返り、チームを称えた。『ラプトリー』がジダン監督のコメントを伝えた。

 14日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦が行われ、リバプールと0-0で引き分けた。2試合合計3-1で上回り、2017-18シーズン以来、3シーズンぶりのベスト4入り。レアルは準決勝でチェルシーと対戦する。試合後、ジダン監督は「信じられないほど強い4チームが参加しているので、どこが優勝してもおかしくない」と展望した。

「今日の試合で苦しむことはわかっていたが、準々決勝を突破するのは普通のことだったと思う。自分たちならこのラウンドを突破できると思ってはいたが、同時に苦しむことになるのもわかっていた。今日は試合をうまくコントロールできたと思う。この試合は私たちにとって非常に重要なものだったし、精神的な強さも得られたからだ」

「今日の私たちはずっと良いプレーをしていたし、負けていなかった。マドリーでは明らかに負けていたし、あの時のパフォーマンスが十分でなかったことは明らかだ。今日の試合なら、1点差であれば確実に勝てたし、違う試合になっていただろう。レアル・マドリーの経験値の高さや、こちらが追う展開になっていたことから、試合がますます難しいものになってしまったのは明らかだ。彼らはある段階から試合をコントロールし、カウンターを狙っていた。だが私たちが今日見たように、2つの良いパフォーマンスがあれば、突破するチャンスはもっとあっただろう。1つの良いパフォーマンスと無得点では、十分ではなかった」

「(ティボ・)クルトゥワは本当にいいゴールキーパーだ。それだけだよ。今日の私たちは、レアル・マドリーの中盤の3人をファーストレグのときよりもずっとうまくコントロールできていた。彼らに自由にプレーさせてしまうとほとんど止められないが、今日のようにうまく守備できれば、彼らも人間だし綻びは出てくる。今日はファーストレグから多くを学び、違ったプレーのやり方を理解したので、それを利用した。それで十分だったかもしれないが、そうではなかった。なぜなら得点できなかったからだ」

 レアルのほか、チェルシー、パリSG、マンチェスター・シティーがベスト4入りを決めた。ジダン監督は「UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でどこが優勝するかは、正直言ってどうでもいい。決勝戦で誰が優勝するかは、そのときわかると思う。信じられないほど強い4チームが参加しているので、どこが優勝してもおかしくない」と強調した。

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