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“PK失敗後”に明暗くっきり…江坂決めた柏は今季初連勝! 決め損ねた大分は8年ぶり6連敗

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[4.17 J1第10節 大分0-1柏 昭和電ド]

 J1リーグは17日、第10節を各地で行い、柏レイソル大分トリニータを1-0で破った。柏は今季初の連勝を達成。対する大分は2013年のJ1在籍時以来の6連敗となった。

 ホームの大分は5連敗中。前節の名古屋戦(●0-3)から先発2人を変更し、DF小出悠太、MF長谷川雄志が新たに入った。一方の柏は前節のG大阪戦(○1-0)で7試合ぶりの白星を挙げたものの、試合後に選手4人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、濃厚接触者1人を含む5選手が起用できない状況。先発3人が入れ替わり、DF川口尚紀、MF神谷優太、FW呉屋大翔が入った。

 前半最初のチャンスは大分。3分、DF高畑奎汰のグラウンダークロスにFW高澤優也が左足ダイレクトで合わせたが、惜しくも左に外れた。対する柏は同27分、FW仲間隼斗の縦パスをFW呉屋大翔が落とし、3列目から飛び込んだMF椎橋慧也がワントラップから右足アウトで狙ったが、クロスバーに弾かれた。

 試合はそのままスコアレスで後半へ。それでも8分、柏はゴール前の空中戦でMF江坂任が頭で落とすと、神谷のボレーシュートがDF坂圭祐の左腕に直撃。ハンドの反則があったとしてPKを獲得した。キッカーは神谷。右を狙ったキックはGK高木駿に阻まれたものの、跳ね返りを拾った江坂が落ち着いて決め、先制点を奪った。

 なおも優位に立つ柏は後半18分、MF北爪健吾のクロスに呉屋が合わせるも、これは高木がファインセーブ。その後は選手交代を有効に使った大分が主導権を奪ったが、34分にはDF香川勇気のボレー、FW伊佐耕平のバイシクルが立て続けにミートせず、追加点を奪うことはできない。

 それでも大分は後半45分、柏が4枚替えを敢行した直後の左コーナーキックをMF下田北斗がゴール前に送り込むと、DF三竿雄斗がニアでそらし、軌道が変わったボールがDF上島拓巳の手に当たってハンドの判定。大分にPKが与えられた。

 ところがこのPK、伊佐のキックがGKキム・スンギュに止められると、跳ね返りは柏守備陣が鬼気迫るアプローチでクリアに成功。柏の1点リードでそのままタイムアップを迎えた。

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