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2得点の琉球が首位追走の2連勝! 東京Vは佐藤優平が一発退場…数的不利を覆せず、連勝ストップ

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[4.17 J2第8節 琉球2-0東京V タピスタ]

 J2リーグは17日に第8節を行った。FC琉球東京ヴェルディが対戦し、琉球が2ー0で勝利。首位のアルビレックス新潟と同勝ち点をキープした。

 6勝1分でいまだ開幕無敗を保つ2位・琉球。直前の試合で首位・新潟が勝利したため、追走するために勝ち点3を狙う。4ー2ー3ー1の布陣を敷き、MF清武功暉が先発復帰。GKは田口潤人で、4バックは右からDF田中恵太、DF岡崎亮平、DF知念哲矢、DF沼田圭悟が並ぶ。ボランチ2枚はMF富所悠とMF上里一将。2列目はMF風間宏矢、MF池田廉、清武が起用され、1トップにFW阿部拓馬が入った。

 東京Vは連敗からの連勝で勢いを増す。MF馬場晴也が先発起用され、4ー1ー2ー3の布陣を敷く。守備陣はGKマテウス、DF若狭大志、DF加藤弘堅、DF平智広、DF福村貴幸。アンカーに馬場を起用する。2列目はMF佐藤優平とMF梶川諒太。前線3枚は右にFW小池純輝、左にFW山下諒也、そして中央には2試合連続得点の大卒ルーキーFW佐藤凌我が入った。

 琉球は開幕早々からチャンス。清武が左サイドからカットインして右足シュートを放つが、GKマテウスに止められる。一方、東京Vも反撃に出る。同18分、福村の左サイドのクロスを、直近2試合で3得点をマークする佐藤凌がドンピシャヘッド。しかしボールはゴール上を飛んでいった。

 すると、東京Vは前半41分に数的不利に陥る。佐藤優が倒れ込みながら、富所の腹部を足裏でキック。近くで確認していた松本大主審はレッドカードを掲げ、一発退場を指示した。

 互角の戦いを見せた両者は、東京Vが数的不利の状況で、前半をスコアレスのまま折り返す。

 東京Vは後半15分に小池を下げ、MF持井響太が初出場でピッチに投入される。しかし数的優位の琉球が後半17分に先制。敵陣で倒れながらもボールを追った阿部がボールを奪い、沼田が左サイドからクロスを上げる。ファーサイドの風間が落とし、最後は田中が左足ダイレクトでゴールを打ち抜いた。

 さらに琉球が追加点。後半22分、富所がPA内に入り込み、平のファウルを誘発する。PKを獲得すると、富所が自らゴール右に蹴り込み、2ー0と点差を広げた。

 琉球は後半28分に2枚の交代カードを切る。清武と上里に代えて、MF風間宏希とFW清水慎太郎を出場させる。さらに同33分には阿部を下げ、FW赤嶺真吾を投入。また、東京Vも馬場に代えてMF石浦大雅を入れた。

 数的不利の状況でも攻勢に出た東京Vだが、一矢報いることはできず。琉球が2ー0で試合を終えて連勝達成。東京Vは連勝がストップした。

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