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暫定監督から名将へ…昨季3冠のバイエルン指揮官フリックが今季限りで退任「クラブに意向を伝えた」

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ハンジ・フリック監督が今季限りで退任へ

 バイエルンハンジ・フリック監督(56)が今季限りで退任する意向のようだ。17日、『スカイスポーツ』が伝えている。

 フリック監督は2019年夏にバイエルンのコーチに就任すると、当時の指揮官ニコ・コバチ氏が11月に解任されたことで、暫定監督に就任。しかし、その後チームを立て直したことで正式な指揮官となり、23シーズンまでの契約延長が決定していた。

 昨シーズンにはバイエルンのブンデスリーガ8連覇やUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇、DFBポカール(ドイツ国内杯)の3冠を達成。今シーズンもチームはリーグ戦首位を走っている。

 指揮官はこれまでスポーツディレクターのハサン・サリハミジッチ氏と意見が衝突していたと報じられていた。17日のボルフスブルク戦後、フリック監督は「パリSGとの試合後、シーズン限りでの退任をクラブに伝えていた。そして、その旨をチームにも今日伝えた」とコメント。「クラブに伝えることがどれほど難しく、重要なことかは知っていた。だから、今日の試合後に自分の口でチームに伝えたかった。噂はちらほら出ていたからね」と明かしている。

「私たちは2年間非常にうまく協力してきた。このチームの姿勢やクオリティにワクワクしっぱなしだった。ともにいられて感謝している。このようなチームを指導する機会があったことを、クラブに感謝している」

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