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祝福ムードでも飛び出したあの質問…グリエーズマンは「そんなこと会長に聞いてくれ」と立ち去る

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先制点を記録したFWアントワーヌ・グリーズマン

[4.17 コパ・デル・レイ決勝 ビルバオ0-4バルセロナ]

 バルセロナは17日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝でビルバオを4-0で下し、2017-18シーズン以来3年ぶりの優勝を飾った。今季から指揮を執るロナルド・クーマン監督にとっては初タイトル。試合後、勝利に貢献したFWアントワーヌ・グリーズマンがフラッシュインタビューに応じた。

 フランス代表FWは0-0で迎えた後半15分、PA右外のMFフレンキー・デ・ヨングからの折り返しにニアで反応。左足でネットを揺らすと、自身の先制弾をきっかけにチームの攻撃が爆発し、4-0の快勝で優勝トロフィーを手にした。

「チームを誇りに思う。チームとしてのプレーも良かったし、今はこのタイトルを喜びたい」

 昨季に12年ぶりの無冠に終わったバルセロナは今季も苦戦が続き、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では決勝トーナメント1回戦で敗退。先日のレアル・マドリーとのエル・クラシコでも1-2の敗北を喫し、ラ・リーガの優勝争いから一歩後退した。

 2019年夏の加入後、自身初のタイトル獲得となるグリエーズマンは「良い時も悪い時もあったし、シーズンは難しかったけど、今はチームメイトとともに、このタイトルの喜びを分かち合いたい。最終的にはこのタイトルによって、難しいシーズンでもうまくいったと言えると思う」と前向きに語っている。

 また、これまでのチーム状況から、最近はクーマン監督の去就に関する報道が過熱。コパ・デル・レイ決勝に向けた会見でも指揮官に対し、進退についての質問が飛んでいた。

 これを聞かれたグリエーズマンは「最終的にクーマン監督が残るかどうかは僕らの手にはないので、そこについては分からない」と言及。さらにインタビュアーが質問を重ねると、苦笑いしながら「そんなことは会長に聞いてくれ」と言い残して立ち去った。

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