[4.17 コパ・デル・レイ決勝 ビルバオ0-4バルセロナ]

　バルセロナFWリオネル・メッシが3年ぶりのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)優勝に喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

　昨季は12年ぶりの無冠に終わったバルセロナ。コパ・デル・レイ決勝の舞台に立つと、後半15分にFWアントワーヌ・グリーズマンが均衡を破る。3分後にはMFフレンキー・デ・ヨングが追加点を挙げ、さらに23分、27分とメッシがダメ押しの連続得点を決めた。

　MVPにも選出されたメッシは、コパ・デル・レイでこれまで31ゴール。決勝では合計9得点で史上最多の得点者となった。試合後には「全人生を過ごしているこのチームでキャプテンであることは、とても特別だし、この国王杯を持ち上げることができるのは、すごくスペシャルなことだ」と喜びを語った。

　さらに、シーズン終盤となった今季を「難しい一年だった」と振り返る。「僕らにとって、国王杯を制覇し、リーガ優勝を狙い続けるのは、とても大事なことだ」と語り、若手の台頭にも触れる。

「通常と異なる一年で、多くの若手がいる変遷の年だ。僕らは最初、スタートするのに苦労し、経験不足から多くの勝ち点を失ったが、チームは強くなっていき、競争に参戦している」

　チームの成長に目を細めるキャプテン・メッシ。自身はいまだ今夏契約満了以降の残留を明言していないが、「僕らは争い続けているし、まだ、多くの試合が残っている」と残るリーグ戦タイトルに向けて、意欲は見せていた。

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