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小塚和季が待望の川崎Fデビュー。熾烈な競争も「そのバランスを取りながら…」

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MF小塚和季が川崎Fデビュー

[4.18 J1第10節 川崎F1-1広島 等々力]

川崎フロンターレMF小塚和季が待望の新天地デビューを果たした。チームの連勝は5で止まったが、開幕から12試合無敗のクラブ記録を樹立。「得点に絡むところを意識してピッチに入りました」。1-1で迎えた後半26分に投入されると、インサイドハーフの位置でプレーし、攻守に貢献した。

 小塚は2012年に帝京長岡高から新潟へ入団。山口、甲府、大分を経て、今季川崎Fに完全移籍で加入した。足元の技術とアイディア、広い視野から高精度パスを繰り出し、ゲームを作る26歳の技巧派MF。前節初めてベンチ入りすると、今節途中出場で等々力陸上競技場のピッチに立った。

「腐ることなく、チャンスが来た時に自分がどれだけピッチでできるかを証明するために、日頃からいい準備をしていた」。リーグ12試合目で待望の初出場。ファーストプレーでタフにボールを奪い取ると、FW家長昭博へのサイドチェンジを成功させた。絶品のスルーパス、ピンポイントパスでチャンスを導けば、プレースキッカーも務め、違いを見せた小塚。「僕自身の課題は守備面」とディフェンスでも奮闘し、定位置奪取へアピールした。

 インサイドハーフはMF大島僚太が離脱する中でMF田中碧とMF脇坂泰斗がレギュラーを張り、MF遠野大弥、MF橘田健人らもプレーする激戦区。「川崎Fのインサイドハーフにはタフな選手が多くて、自分はまだまだな部分もありますが、攻撃の面では特長も出せている。そのバランスをうまく取りながらチームに貢献していけたら」と意気込みを語った。

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