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欧州トップ12クラブが参戦へ…欧州スーパーリーグ構想が正式発表される

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欧州サッカーに大きな動き

 18日、欧州の有力クラブが参加する欧州スーパーリーグの構想が正式発表された。発足は2021年8月を予定しており、リーグの開幕時期は未定。参加する12クラブは正式にリリースを発表。プレミアリーグからアーセナルチェルシーリバプールマンチェスター・シティマンチェスター・ユナイテッドトッテナム、セリエAからミラン、インテルユベントス、ラ・リーガからアトレティコ・マドリーバルセロナレアル・マドリーとなる。開幕前には3クラブが追加されるという。

 欧州スーパーリーグ構想は、欧州サッカー連盟(UEFA)によるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に対抗するものとして計画されたリーグ戦。創立クラブは前述の12チームで、3クラブが追加予定。その15チームを固定とし、前シーズンの成績に応じて5チームが入れ替わりで加わり、最終的には20チーム制が想定されている。

 各クラブは国内でのリーグ戦には引き続き参加。スーパーリーグは8月に開幕し、10チームずつの2グループに分かれて開催。各グループの上位3チームがトーナメント戦に進出し、4位と5位のプレーオフから2チームも加わる。決勝は5月末に行われる。

 R・マドリーの会長で、スーパーリーグのトップを務めるフロレンティーノ・ペレス氏は「サッカーは40億人以上のファンを抱える世界で唯一のグローバルスポーツであり、ビッグクラブである私たちの責任は、ファンの希望に応えること」とコメント。ユベントスの会長でスーパーリーグの副会長となったアンドレア・アニェッリ氏は「ヨーロッパの競争が変化し、私たちが愛するスポーツに持続可能な基盤を与え、連帯を大幅に高める。そして、大勢のファンにサッカーへの情熱を刺激するような夢と、最高級の試合をお届けする」と語っている。

 また、マンチェスター・Uの代表でスーパーリーグの副会長を務めるジョエル・グレーザー氏も「シーズンを通し、世界最高のクラブと選手を集めて対戦することで、スーパーリーグはヨーロッパのサッカーの新たな章を開くことになる。一流のスタジアムで一流の競争を行い、サッカーのピラミッドに対する財政的支援を強化していく」と語っている。

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