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セリエBで苦戦のバロテッリに指揮官が苦言「振る舞いは素晴らしいが練習しなければ…」

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モンツァに所属する元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ

 モンツァに所属する元イタリア代表FWマリオ・バロテッリについて、指揮官のクリスティアン・ブロッキが17日のクレモネーゼ戦(モンツァが2-1で勝利)終了後に見解を明かした。『Goal』の取材により明らかとなった。

 バロテッリは数カ月にわたるフリーの期間を経て、昨年12月に元ミラン名物会長のシルビオ・ベルルスコーニ氏が会長を務めるモンツァに加入。セリエBを舞台に心機一転、再出発を図った。昨年12月30日のサレルニターナ戦では、デビューからわずか4分でいきなり初ゴールをマークし、大きな注目を集めたが、筋肉系のトラブルにより戦列を離れることに。今年2月に復帰を果たし、キエーボ戦でシーズン2得点目を記録したが、3月には再びフィジカルトラブルに見舞われ、リーグ戦の出場はわずか8試合にとどまるなど、苦戦が続く。

 ミランOBでもあるモンツァ指揮官ブロッキは、17日のクレモネーゼ戦終了後、バロテッリに言及。以前のような振る舞いの問題はないとする一方で、苦言を呈した。

「ここへやって来てから、彼の振る舞いは常に素晴らしかった。しかしセリエBでプレーするためには、トレーニングで継続性を示し、最低限のコンディションまで回復しなければならない。このカテゴリーは競争が激しく、クオリティを表現するために、フィジカルコンディションを維持することは必須だ。毎日、トレーニングを積まなければ、ピッチでプレーすることは難しくなる」

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