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仙台が待ちに待った今季初勝利! アピア→加藤の流経出身ルーキーコンビで決勝弾

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DFアピアタウィア久が決勝アシスト

[4.21 ルヴァン杯D組第3節 広島0-1仙台 Eスタ]

 ルヴァンカップは21日、グループリーグ第3節を各地で行い、D組のベガルタ仙台サンフレッチェ広島を1-0で破った。今季の公式戦で勝ちのなかった仙台は12試合目で待望の初白星。流通経済大出身のルーキーホットラインがトンネル脱出に大きく貢献した。

 試合は広島が優勢を保った。まずは前半16分、MF茶島雄介のミドルシュートがGK小畑裕馬を強襲。さらに同41分にはDF井林章の意表を突いたスルーパスにFW鮎川峻が抜け出し、GKと1対1の決定機をつくった。ところが、これは小畑がビッグセーブ。先制点を奪うことはできなかった。

 一方の仙台は前半アディショナルタイム2分、低い位置でバックパスを受けたMF中原彰吾が右足ダイレクトキックで前線へのスルーパスを送り込むと、MF佐々木匠が左サイドをドリブル突破。ペナルティエリア際からカットインし、ゴール左斜め前から右足を振り抜いたが、わずかに枠を外れた。

 後半は一進一退の攻防。広島の攻撃をハードワークで耐えた仙台は後半18分、DF真瀬拓海のクロスにFW皆川佑介がニアで合わせ、惜しいヘディングシュートを放つ。同21分には中原が距離のあるところからループ気味のロングシュートを狙い、得点のにおいも感じさせた。

 すると後半30分、仙台が試合を動かした。左サイドで得たFKを中原がファーサイドに入れると、DFアピアタウィア久が頭で折り返し、FW加藤千尋がゴール前でプッシュ。これがゴールマウスに吸い込まれた。アピアタウィアと加藤はいずれも流通経済大から今季加入したルーキー。同期ホットラインでゴールを奪い、加藤はこれがプロ入り初ゴールとなった。

 仙台はその後も優位に試合を進め、MF上原力也らが決定機を創出。最後は低い位置で守って広島の猛攻を耐えた仙台が今季公式戦3分8敗の長いトンネルを抜け、今季初白星を収めた。

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