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仙台FW加藤千尋がプロ初ゴール! “同期”アピから無事奪還「オレオレオレ!って言いました(笑)」

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ベガルタ仙台FW加藤千尋

[4.21 ルヴァン杯D組第3節 広島0-1仙台 Eスタ]

 公式戦出場11試合目でのプロ初ゴールが、チームに今季の公式戦初白星をもたらした。ストライカーとしての第一歩を踏み出したベガルタ仙台FW加藤千尋は試合後、「長かったなというのが率直な感想」と表情を引き締めながらも、「初ゴールと初勝利ということで記憶に残る試合になった」と手応えを語った。

 0-0で迎えた後半30分、ここまでしぶとく耐えていた仙台が試合を動かした。MF中原彰吾のFKが左サイドからファーポスト際に入ると、加藤と流通経済大からの同期にあたるDFアピアタウィア久が高い打点からヘディング。これが折り返しのボールとなり、最後は「ファーに行っていたので、折り返しが来るだろうなと予測をして詰めた」という加藤が左ひざで押し込んだ。

 ゴールが決まった直後には、アピアタウィアを中心にベンチ前で歓喜の輪が広がり、加藤は喜びに取り残されるというハプニングも発生。場内でもアピアタウィアの得点がコールされ、ゴールパフォーマンスどころではなくなった加藤は自らを指差しながらチームメートのもとに走り寄っていた。

「アピが決めたって感じになっていたので、オレオレオレ!って言いました(笑)」。

 そんなアピールも奏功し、公式記録は加藤のゴールに。試合後「やっと勝てたという感じで素直に嬉しい」と初勝利への喜びを表現した22歳は「失点がだんだん少なくなってきているし、ゼロで抑えれば負けることはない。攻撃陣はもっともっと得点を取ることが大事。連戦がある中で総力戦なので、チーム全体で意識高めて連勝していきたい」と今後に向けて意気込みを語った。

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