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プレミアリーグ史上初の20代指揮官誕生! モウリーニョ解任のトッテナム、29歳メイソン監督が初陣白星

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ライアン・メイソン暫定監督はプレミアリーグ史上初の20代指揮官となった

[4.21 プレミアリーグ第29節 トッテナム 2-1 サウサンプトン]

 プレミアリーグは21日に第29節を行い、トッテナムがMF南野拓実の所属するサウサンプトンに2ー1で勝利。ジョゼ・モウリーニョ監督解任後、暫定的に指揮官に就任したライアン・メイソン監督が初陣を白星で飾った。なお、南野はベンチスタートのまま出場はなかった。

 29歳312日で指揮を執ったメイソン暫定監督は、プレミアリーグ史上最年少の記録を更新。これまではクリスタル・パレスのプレイングマネージャーを務めたアッティリオ・ロンバルド氏の32歳2か月8日が最年少記録だった。

 トッテナムは前半30分にFWダニー・イングスに先制を許したものの、後半15分にFWガレス・ベイルが同点ゴールで試合を振り出しに戻す。さらに同45分にはFWソン・フンミンがPKを沈め、試合をひっくり返した。

 この試合の勝利で、トッテナムは7位から暫定6位に浮上。2016-17シーズンに頭蓋骨骨折の大怪我を負ったことで現役を26歳で退いたメイソン監督は、初陣の勝利に喜びを語っている。『スカイスポーツ』が伝えた。

「まずはとても安堵している。ここ2、3日は激動だったが、有難いことに勝利を収められた。後半の選手たちは素晴らしかった」

「パフォーマンスやコミュニケーション、エネルギーは凄まじかったが、前半は難しい試合になっていた。ウーゴ(・ロリス)が2つのワールドクラスのセーブをやってのけていたね。試合が進むにつれて、コントロールできるようになっていった。結果的に労が報われた形になった。今日の試合は勝利に値するよ」

 トッテナムはカラバオカップで決勝に進出。新米監督は初のタイトルを懸け、中3日で大一番に挑む。

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