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プレー中断は1試合平均79.4秒…今季J1のVARデータ公表「精度を落とさないように」

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 日本サッカー協会(JFA)審判委員会は22日、今年度の第2回レフェリーブリーフィングをオンラインで行った。扇谷健司副委員長がこれまでのJ1リーグ戦で起きたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に関するデータを公表。介入頻度は約4試合に1回にとどまり、国際サッカー連盟(IFAB)が目安としている「3試合に1回」を下回った。

 JFAの審判委員会によると、これまでのJ1リーグ戦で介入(レビュー)が行われたのは計27回。主審がピッチ脇モニターで再確認を行うオンフィールド・レビューが18回、VARからの助言のみで再確認するオンリーレビューが9回だった。そのうちオンフィールド・レビューの5回では判定が覆らず、主審が下した判定が支持された形となった。

 なおVARは、介入シーン以外でも「チェック」を行っており、合計490回を実施。得点に関するものが268回、PKに関するものが97回。一発退場に関するものが123回、カード対象の人違いに関するものが1回だった。この中で「はっきりとした明白な誤り」「見逃された重大な事象」にあたるものが27回のレビューに至っている。

 またVAR導入試合で懸念される試合中断についてのデータも判明。得点の喜び、負傷者の治療、選手交代を除いた「VARだけに費やした時間」は1試合平均で前半29.2秒、後半50.2秒、合計79.4秒だった。レビューに費やした時間は、抽出された26シーンの平均で1回159秒。扇谷副委員長は「できるだけこの時間を短くしながら、判定の精度を落とさないことを求めていきたい」と説明した。

■ゲキサカ集計の2021年VAR統計(第10節まで)

レビューで判定が修正された回数:22
レビューしたが原判定が支持された回数:5

オンフィールドレビュー:18
VARオンリーレビュー:9

①得点に関わる事象
ゴールが認められた回数:3
ゴールが取り消された回数:10

オフサイド(ゴール/ノーゴール):3/5
ハンド(ゴール/ノーゴール):0/3
その他ファウル(ゴール/ノーゴール):0/2
ラインアウト(ゴール/ノーゴール):0/1

②PKに関する事象
PKが与えられた回数:3(成功3、失敗0)
PKが取り消された回数:1
PKが蹴り直しとなった回数:0

エリア内外(PK/取り消し):1/1
ハンド(PK/取り消し):1/0
その他ファウル(PK/取り消し):1/0

③レッドカードに関する事象
カードなし→レッドカード:2
イエローカード→レッドカード:0
レッドカード→イエローカード:0
カードなし→イエローカード:1
レッドカード→カードなし:0

④人違いに関する事象
人違いでカードの対象が変わった回数:0

(取材・文 竹内達也)
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