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ペレス会長が主張「12クラブはまだボートに乗っている」

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 レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は22日、スペインのラジオ局『カデナ・セール』の番組に出演し、欧州スーパーリーグ(ESL)への参加を表明している全12クラブは「まだボートに乗っている」と主張した。

 R・マドリーをはじめとしたスペイン、イングランド、イタリアの12クラブは18日夜、ESLへの参加を表明した。ところがその後、欧州サッカー連盟(UEFA)や国際サッカー連盟(FIFA)のほか、各国リーグ、ファン・サポーターからの批判が殺到。20日までにR・マドリー、バルセロナ、ユベントスを除く9クラブが参加撤回の姿勢を示している。

 ペレス会長はこうした反応を受け、番組で「このプロジェクトに3年間にわたって取り組んできたので、悲しく思うし、がっかりした」と心境を吐露。さらに「UEFA会長やラ・リーガの一部の会長がこれほど攻撃的になるのを見たことがない。まるでオーケストラだ。われわれ全員を驚かせた」と皮肉った。

 それでもペレス会長によると、ESLは「現在待機中」とのこと。「ユベントスは去っていないし、ミランもそう。なぜ彼らがそう(離脱すると)言っているのか分からない。彼らはわれわれと共にいるし、バルセロナも同じだ」と連帯を強調しつつ、「共に動き続けるし、人々が最高だと思うリーグを作り出す」と意気込みを語った。

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