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次々と脱退する現状受け…ユベントス会長「スーパーリーグが機能するとは思わない」

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 ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長は、複数のクラブの脱退を受け、欧州スーパーリーグ創設が絶望的であることを認めた。

 18日、フットボール界を揺るがす欧州スーパーリーグ創設にユベントスを含めた12のビッグクラブが合意したことが発表される。しかし、世界中から予想以上の反発があり、プレミアリーグ勢6クラブをはじめ複数のクラブが早々に脱退することを決断した。

 これを受け、ユベントスのアニェッリ会長は『ロイター』で脱退するクラブがある中、欧州スーパーリーグ創設が可能かとの問いに対して「正直言って、そうは思わない。明らかにそのようにはできない。依然としてこのプロジェクトの美しさに確信を持っている。しかし、認めざるを得ないが…、このプロジェクトが今、機能するとは思わない」と認めた。

 また、一時は「クラブ間には血の通った協定」があるとまで自負していたが同会長は次々とクラブが脱退する現状を後悔するかと問われ「関係性はある。時に関係性は変化するが一部の人たちとはこれからもお互いに心を開いて話しをすることができるはずだ。ただし、私たちの業界は一般的に誠実だったり、信頼できたり、頼りにしたりするものであるとは思わない」と漏らしていた。

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