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欧州スーパーリーグ構想は空中分解も…ギュンドガン「新方式のCLも議論すべきでは? SLとは異なる悪だ」

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MFイルカイ・ギュンドアンは欧州CLの新方式にも異を唱える

 マンチェスター・シティのMFイルカイ・ギュンドアンは自身のツイッター(@IlkayGuendogan)を更新。欧州を騒がせたスーパーリーグ構想に言及した。

 18日、フットボール界を揺るがす欧州スーパーリーグ(欧州SL)構想が発表。12のビッグクラブによる独占的なリーグ戦を創設には世界中からは大きな反発があり、結果的に参加クラブの多くが脱退する流れとなった。

 しかし、そのビッグクラブのひとつだったシティに所属するギュンドガンは、一件落着となった風潮に警鐘を鳴らしている。自身のツイッターで「欧州SLの騒動はいまだ続いています。しかし、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の新しいフォーマットについても議論すべきなのではないだろうか」と言及した。

 2024-25シーズンから施行される欧州CLの新フォーマットは、参加クラブ数が現行の32から36に増加。さらにグループリーグは、これまでの4チームを8組に分ける方法から全チーム1リーグ制に変更するなど、より多くのクラブにチャンスが与えられる一方で、マンネリ化や選手の過労についても懸念されている。

 ギュンドガンは「ますます試合数は増えることになった。誰も選手について考えていないのではないだろうか。新しい方式のCLは、欧州SLと並ぶ2つの悪の小さな方に過ぎない」と鋭く批判する。現行の方式に満足しているようで、「いまの方式がうまく機能している。それが選手にとっても、ファンにとっても、世界で一番人気の理由だと思います」と語った。

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