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UEFA会長「バルセロナは私を失望させたクラブ」スーパーリーグ参戦表明クラブへの制裁を検討中

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アレクサンデル・チェフェリン会長はバルセロナを非難

 欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は、バルセロナを非難した。

 18日にバルセロナをはじめとしたヨーロッパ12のビッグクラブが欧州スーパーリーグの創設に合意したことが発表される。フットボール界に激震が走ったこの発表に対しては、国際サッカー連盟(FIFA)やUEFA、各国リーグ、選手、指揮官、ファンらから非難の声が上がっていた。しかしその後、イングランド勢をはじめ大半のクラブが新リーグからの脱退を発表するなど、混乱が続いている。

 そんな中、欧州スーパーリーグ創設に合意したクラブを今シーズンのチャンピオンズリーグから締め出すことを検討したチェフェリン会長は、スロベニア『24ur』で「イングランドのクラブはとても良い決断を下したと言いたいし、このことをこれからも考慮する」と話した一方で、バルセロナに対しては厳しい言葉を送った。

「彼らは間違いを認めた。私たちみんなに間違いはある。それに、時には失望することもあるが、少なくともバルセロナは私を失望させたクラブであると言わなければならない。(ジョアン)ラポルタは最近会長に選出され、財政状況によりとても大きなプレッシャーを受けている。一部の選手に過剰にサラリーを支払い、結果が出なかったとき、このようなことが起きる」

「バイエルンを見ればわかるが、彼らには負債がなく、UEFAチャンピオンズリーグを制した。私はコンスタントにバイエルンのCEOカール・ハインツ・ルンメニゲやドルトムントのヨアヒム・バツケと連絡を取っていた。論理的に言えばスーパーリーグにいの一番で参加するべきであった彼らは私をよく助けてくれたし、パリSG会長のナセル・アル・ケライフィも同様だった」

 また、参加を表明したクラブへの制裁を検討するとされるUEFA会長は「それらのクラブが再び我々の大会に参加したいのなら、我々と密にならなければいけないし、起きたことを調査することになる。しかし、私たちはリーガルチームと協議を進めているから、現段階で詳細について突っ込みたくはない」と話すにとどめた。

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