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キャプテン前が決勝ボレー!福岡今季2度目の連勝、広島は4戦勝ちなしに

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[4.24 J1第11節 広島1-2福岡 Eスタ]

 アビスパ福岡が敵地でサンフレッチェ広島に2-1で競り勝った。福岡は今季2度目の2連勝。ルヴァン杯を含めると公式戦3連勝となった。広島はリーグ4戦勝ちなしで公式戦ここ5戦で4敗目を喫した。

 先制点は早い時間帯で決まった。前半9分、福岡は右サイドでロングボールに反応したMF金森健志が入れ替わるようにしてエリア内に侵入。素早くクロスを入れると、ニアサイドでDF佐々木翔に当たってコースが変わり、オウンゴールで先制点になった。

 しかし広島も前半28分、MF青山敏弘が入れたアーリークロスをMF東俊希が頭で合わせてコースを変える。これがゴール右隅を捉えて、広島が試合を振り出しに戻した。

 試合は1-1のまま後半に突入。すると次の得点は後半13分、福岡はDFエミル・サロモンソンのクロスが浮き球になってこぼれたボールを、MF前寛之が左足ダイレクトで蹴り込む。これがGK大迫敬介も見送るしかないゴール左隅に飛び、福岡の勝ち越し点になった。

 福岡はあとはリードを守るだけ。後半40分には広島がMFハイネルのクロスから東がボレーで合わせた決定機を作るが、GK村上昌謙が好セーブ。ビッグプレーも飛び出した福岡が逃げ切りに成功した。
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