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「彼はスペインでレンタルを続けたくない」久保建英にプレミア行きが浮上か

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プレミア行きが噂されるMF久保建英

 ヘタフェに期限付き移籍しているMF久保建英にイングランド行きの可能性が浮上しているようだ。所属元レアル・マドリーの専門メディア『デフェンサ・セントラル』が『トド・フィチャヘス』の報道を基に、「スペインのチームへのレンタルを続けたくない日本人に対し、プレミアリーグから新たなオファーがある」と伝えている。

 久保は今季、最初に期限付き移籍したビジャレアルでウナイ・エメリ監督に十分なプレー時間を与えられず、今冬の移籍市場でヘタフェに再レンタル。しかし、同クラブでもホセ・ボルダラス監督からの信頼を得ているとは言い難く、マジョルカに在籍していた昨季のようなパフォーマンスを見せられずにいる。

 所属元のレアルでは現在、3つのEU圏外枠をFWビニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエス、DFエデル・ミリトンで埋めており、以前から噂されるビニシウスのスペイン国籍取得は不透明な状況。来季もEU圏外枠に空きがない場合、久保は再び他クラブへ貸し出される可能性が高い。

 そうした中、新天地候補にプレミアリーグのアーセナルが挙がっているという。同クラブは今季、レアルからMFダニ・セバジョスとMFマルティン・ウーデゴーアの2選手をレンタルしている。

 アーセナルを指揮するミケル・アルテタ監督の計画は、来季もレンタル中の両選手をチームに残すことだが、経済的な事情で叶わなかった場合に備えて他の選手にも目を向け始めており、その中で有力候補に挙がるのが久保のようだ。

 同メディアは久保について「この日本人はラ・リーガでローンを続けたくない」「(レンタル移籍するなら)来季はラ・リーガ以外でのプレーを希望している」と見解を示し、「全てが、この日本人がチームメイトと同じステップを踏み、ミケル・アルテタ率いるチームに加入することを示しているようだ。このような方法によって、彼はプレミアリーグやいくつかのヨーロッパの大会で経験を積むことになるだろう」とレポートした。

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