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「複雑だったけど…」浦和MF田中達也が“感謝しかない”古巣・大分から決勝弾

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決勝ゴールを挙げたMF田中達也

[4.25 J1第11節 浦和3-2大分 埼玉]

 浦和レッズでの加入後初ゴールは、チームを逆転勝利に導く値千金の決勝弾だった。試合後、フラッシュインタビューに応えたMF田中達也は「このスタジアムで声援を背負って得点を決めるのは最高でした」と喜びを語った。

 歓喜の瞬間は、投入から13分後の後半37分に訪れた。左サイドから始まったカウンターを受け、右サイドを自慢のスピードで駆け上がると、最後はゴール前でつぶれたMF小泉佳穂からのプレゼントパスに反応。無人となったゴールに冷静に流し込んだ。

 もっとも、小泉を始めとしたチームメートが一斉に駆け寄る中、ゴールセレブレーションは控えめだった。この日の対戦相手は昨季まで過ごした古巣の大分トリニータ。田中は「成長させてもらったクラブなので本当に感謝しかない。複雑だったけど、個人としては結果を求められていたので、決められてよかった」と冷静に振り返った。

 田中はこの日が5試合ぶりの出場。「自分がやるべきことを割り切ってやれるようになってきた」と手応えを感じていた中での初ゴールとなった。ようやくアタッカーとしての第一歩を踏み出した28歳は「走るということが僕の特長でもあるし、そこで誰にも負けないように走って、ゴールやアシストで貢献できるように頑張りたい」と決意を新たにした。

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