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失意のクロップ「欧州CLに出場するに値しない」

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リバプールユルゲン・クロップ監督

 逃げ切れなかった――。24日に行われたプレミアリーグ第33節でニューカッスルと対戦したリバプールは後半アディショナルタイムに同点弾を浴び、1-1のドローに持ち込まれた。

 4位以内を確保し、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を狙うリバプールは、試合開始早々の前半3分にFWモハメド・サラーの鮮やかなゴールで先制に成功。幸先の良いスタートを切ったものの、なかなか追加点を奪えない。

 すると、後半アディショナルタイムに悲劇が待っていた。90+2分にFWカルム・ウィルソンにネットを揺らされながらも、VARが介入した結果、ハンドがあったとしてノーゴールとなって難を逃れる。しかし、90+5分、MFジョゼフ・ウィロックに同点ゴールを決められてしまい、1-1で引き分けることになった。

 英紙『ミラー』によると、チームを率いるユルゲン・クロップ監督は失望を隠せず、「ああやってリードを失うようでは、ヨーロッパのエリートたちと戦う資格はない」と『BTスポーツ』に話している。

「なぜ、あんなことが起きたのか、私には分からない。我々はボールキープしなければならなかった。局面局面で我々は十分に戦っていない。自分たちがゲームを支配している状況を維持しなければならなかった」

「勝ち点は1だけだ。負けたような気持ちだよ。欧州CLを考えたとき、今日の我々が出場するに値するとは思えなかった」

 15勝9分9敗の勝ち点54で6位のリバプールは、勝ち点58で4位のチェルシーと勝ち点4差で、残り5試合の戦いに挑む。

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