ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドに移籍の可能性が浮上しているようだ。スペイン『マルカ』がイタリア『トゥット・スポルト』の報道を基に伝えている。

　C・ロナウドは今季セリエAで得点ランキング首位の25ゴールを挙げているが、出場した直近3試合はいずれも不発。その低調なパフォーマンスから、イタリアメディアに「ゴースト」と批判され、今夏に契約期間を1年残してユベントスを去るのではないかとも報じられている。

　代理人のホルヘ・メンデス氏はマンチェスター・ユナイテッドにC・ロナウドの獲得を打診しているようだが、ユナイテッドに先んじて動き出したパリSGが現在ポールポジションに位置しているという。

　C・ロナウドが次の移籍先に求めるのは、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制覇できるチーム力があるかどうか。そして、攻撃の中心的な存在として自身に十分なプレー時間を与えられるかどうかだと言われている。

　パリSGは昨季の欧州CLのファイナリスト。今季もベスト4に勝ち残っており、準決勝でマンチェスター・シティを倒せば、2年連続の決勝進出となる。一方、C・ロナウドが所属するユベントスは、2年連続で決勝トーナメント1回戦敗退。セリエAでも首位インテルと勝ち点13差の4位と、10連覇が絶望的なばかりか、来季の欧州CL出場権の獲得も楽観視できない状況となっている。

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