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大迫所属のブレーメン、進退問われるコーフェルト監督は続投…独紙「執行猶予付き」と表現

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 日本代表FW大迫勇也らが所属するブレーメンは26日、フロリアン・コーフェルト監督を解任しないことを発表した。声明でフランク・バウマンSD(スポーツディレクター)のコメントを伝えた。

 ブレーメンは24日の第31節ウニオン・ベルリン戦を1-3で落としリーグ戦7連敗に。勝ち点30で14位にとどまり、入れ替えプレーオフの16位につけるケルンとの差は1ポイント、メンバーやスタッフのコロナ感染により活動停止を強いられたため3試合少ない自動降格の17位のヘルタとの差は4ポイント。昨シーズンに続き、残留争いに陥った状況を受け、コーフェルト監督の解任を求める声が挙げられていた。

 だが、「競技面の状況を分析をした」クラブは少なくとも現時点は同監督の更迭を見送るとのこと。バウマンSDがクラブの公式ウェブサイト上の声明で、「我々はフロリアンとチームに、金曜日のライプツィヒとのカップ戦で明確なリアクションを見せ、残りのブンデスリーガ戦で流れを変えることを求める」と注文。「フロリアンが持つ監督としてのクオリティ、彼が抱くこのタスクに挑む意志、フロリアンとチーム、スタッフ全員とのまったく損なわれていない関係」が決断の理由と語った。

 一方、ドイツ誌『キッカー』によると、DFBポカール準決勝のライプツィヒ戦には勝たなくても、パフォーマンスの改善が見られない限り、コーフェルト監督の解任が十分考えられるという。また、『ビルト』はクラブ監査役会では同監督の続投に反対する意見が挙げられていることを指摘。コーフェルト監督を「執行猶予付きの監督」と表現し、遅くともシーズン終了後の監督交代を濃厚とした。

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