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昨季との違いは…? “無観客”でもマスコット入場可、クラブ保有の横断幕も掲出OK

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 Jリーグは27日、第4回理事会を行い、新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインの改定を決議した。政府から発出された緊急事態宣言への対応と、今月中旬から導入されているオンサイト検査実施時の公表基準に一部変更があった。

 Jリーグでは東京都、大阪・京都府、兵庫県を対象に発出された緊急事態宣言に従い、対象とする地域・期間に行われる計11試合を無観客で開催することを25日までに決定。これを受け、無観客開催時のガイドラインの改定に踏み切った。

 Jリーグでは昨年6〜7月にも無観客試合を行っていたが、一部基準が変更。来場者の制限は行わずに「最小限となるよう努める」とし、各クラブで弾力的な運用を行うことが認められるようになったほか、マスコットが「演出上の必要に応じて来場可能」とされた。またホームクラブが保管する横断幕もクラブスタッフが作業する場合に限って掲出可となった。(サポーターが保有する横断幕を持ち込んだり、受け渡したりすることはできない)

 加えて、前回の無観客開催時は入場時に選手・審判団がバラバラで入場していたが、整列入場が可能に。一方、入場前は社会的距離を保つよう配慮することが求められ、握手などのキックオフセレモニーは引き続き認められない。また集合写真での掛け声や肩組み、円陣も禁止されている。

 オンサイト検査の公表基準に関しては、陽性者が発生したという理由で実施する場合のみ、検査実施前に公表義務が課され、選手から「37.5 度以上の発熱や、感染が疑われる症状」が出たのみでは対外公表を必須とされない。またオンサイト検査で陰性判定が得られなくても、公表義務はその後のPCR検査で陽性判定が出た場合のみとしている。

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