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断食中のレスター20歳DF、対戦相手の“神対応”に感謝

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 レスター・シティDFウェズリー・フォファナはプレミアリーグ第33節の試合後、自身の公式Twitter(@Wesley_Fofanaa)を通じて、対戦相手のクリスタル・パレスとGKビセンテ・グアイタに感謝のメッセージを綴った。

 フランス国籍のフォファナはイスラム教徒のため、4月中旬から1か月間にわたるラマダーン中。日中は飲食物を取ることができず、時には試合中まで影響が及ぶこともある。実際に断食に入って最初のリーグ戦となった第32節のWBA戦では、負荷軽減のため後半17分に途中交代していた。

 それでもクリスタル・パレス戦ではフル出場を達成。イギリス『スカイ』などによると、その背景には相手チームとの事前合意があったという。

 この日のキックオフは午後8時。ラマダーンは前半30分ごろまで続く予定だったが、ちょうどプレーが切れたタイミングでグアイタがゴールキックを一時停止したため、フォファナはクリスタル・パレスDFシェイフ・クヤテとともにピッチ脇に用意されていたエナジージェルを摂取することができた。

 『スカイ』によると、ラマダーン中のイスラム教徒に配慮し、プレミアリーグの試合中に中断を取るのは史上初めて。フォファナは「プレミアリーグ、クリスタルパレス、そしてグアイタ。試合の途中に、補給のために一時休息を許してくれてありがとう。このことがサッカーをより素晴らしいものにしてくれる」と感謝を述べている。

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