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今週末にも優勝の可能性のインテルにOBベルゴミ氏が賛辞「選手全員が際立つチーム」

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レジェンドの賞賛を受けたアントニオ・コンテ監督

 “ミスター・インテル”ことインテルOBのジュゼッペ・ベルゴミ氏が、11年ぶりのスクデット獲得が迫る古巣について見解を示した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が26日、伝えている。

 セリエA第33節において、ベローナに1-0と勝利し、ポイントを「79」へと積み上げたインテル。2位アタランタとの差を「11」と大きく保ち、ジョゼ・モウリーニョ指揮下の2009-10シーズンから遠ざかるスクデット獲得へとまた1歩近づいた。そんなアントニオ・コンテのチームについて、元インテル主将のベルゴミ氏が見解を示し、賛辞を贈った。

「コンテのスピリットは360度全方向に波及し、選手全員の力を最大限引き出し、際立たせることができる。選手たちがハグし合ったり、歓喜したりする様子など、湧き出るチームスピリットをみんなが目にしているはずだ。もはや目標が目の前に迫った現在の方が、楽に感じているかもしれない。このプロジェクトは、2年前から始まった。コンテは好不調の波に向き合い、インテルにとって困難の時もあったが、常に乗り越えることに成功してきた。しかし(ヴェローナ戦で決勝点を挙げたマッテオ)ダルミアンら背後からチームに貢献してきた選手たちがいるところに、組織力を感じる。私はインテルの環境を知っているだけに、コンテの仕事が非常に重要であったと強調したい」

 なおインテルは残りの5試合で5ポイントを獲得できれば、スクデット獲得が決まる。このため早ければ今週末にも優勝決定の可能性があり、この場合、インテルがクロトーネに勝利、かつ2位アタランタがサッスオーロと引き分けまたは負けとなる必要がある。

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