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チェルシーがAG奪取!レアルもベンゼマ弾で追いつく! CL準決勝はドローで第2戦へ

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[4.27 欧州CL準決勝 R・マドリー1-1チェルシー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は27日、準決勝第1戦を行い、レアル・マドリー(スペイン)がチェルシー(イングランド)と1-1で引き分けた。第2戦はチェルシーのホームで5月5日に行われる。

 R・マドリーの暫定本拠地エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノでの一戦。負傷者が復帰しつつあるホームチームはDFセルヒオ・ラモス、MFフェデリコ・バルベルデ、DFフェルラン・メンディこそ欠場が続いているものの、FWカリム・ベンゼマ、MFトニ・クロース、DFダニエル・カルバハルら現状の主力選手を先発に並べた。

 対するチェルシーは前線に選択肢を擁する中、FWティモ・ベルナー、MFメイソン・マウント、FWクリスティアン・プリシッチの3トップを起用。MFマテオ・コバチッチが離脱中のボランチにはMFエンゴロ・カンテが入り、負傷から復帰したばかりのDFチアゴ・シウバも先発に名を連ねた。

 最初の絶好機は前半10分。チェルシーはマウントのクロスをプリシッチが折り返し、ゴール前に走り込んだベルナーが右足ダイレクトで狙った。だが、ここはGKティボー・クルトワがスーパーセーブ。同12分には右サイドを駆け上がったDFセサル・アスピリクエタのグラウンダークロスにベルナーが走り込むも、惜しくも合わなかった。

 それでも前半14分、チェルシーが先にスコアを動かした。ハーフウェーライン付近でボールを持ったDFアントニオ・リュディガーが前線に浮き球のフィードを送り込むと、うまく最終ラインと駆け引きしたプリシッチが巧みなトラップで局面を打開。うまくクルトワをかわしてシュートコースを開け、最後は右足でDFラファエル・バランに当てながらねじ込んだ。

 R・マドリーは前半23分、FWビニシウス・ジュニオールのパスを受けたベンゼマがミドルレンジから左足で狙うも、ボールは右クロスバーをかすめて枠外へ。そして29分、右のショートコーナーからDFマルセロがゴール前にアバウトなフィードを送ると、MFカゼミーロ、DFエデル・ミリトンがヘディングでつなぎ、最後は頭で収めたベンゼマがボレーシュート。これがネットを揺らして同点に追いついた。

 そのままイーブンで進んだ後半21分、ともに選手交代を行って攻撃のスイッチを入れる。R・マドリーはビニシウスに代わって古巣対戦のMFエデン・アザールを投入。チェルシーは3枚替えを行い、アスピリクエタ、ベルナー、プリシッチに代えてFWハキム・ツィエク、MFリース・ジェームズ、FWカイ・ハフェルツを入れた。

 後半32分、R・マドリーはマルセロとカルバハルを下げ、FWマルコ・アセンシオとDFアルバロ・オドリオソラを投入。システムを4バックに変更し、やや攻撃の比重を高めた。それでも最後までスコアは動かず、タイムアップ。チェルシーが1点のアウェーゴールを保持し、第2戦に持ち込んだ。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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