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ペップ、パリSG戦を考えて眠れなかったと告白「信じられないような選手の集まり」

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28日の準決勝第1戦で顔を合わせる両指揮官

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦が28日に行われ、パルク・デ・プランスでパリSGマンチェスター・シティが激突する。この大一番を前にした両監督のコメントをドイツの通信社『ラプトリー』が伝えた。

 敵地に乗り込むシティは5シーズンぶりの準決勝。クラブとして悲願のビッグイヤー獲得を目指す中、立ちはだかるのは昨季ファイナリストのパリSGだ。

 就任5シーズン目のジョゼップ・グアルディオラ監督は難しい試合になることを覚悟しつつも、このシチュエーションやプレッシャーを楽しみたいと語っている。

「私がヨハン・クライフから学んだのは、終盤に差し掛かったときにできるのはただひとつ、試合を楽しむということ。責任やプレッシャーを楽しみ、あと少しでこのような状況が終わってしまうかもしれないという事実を楽しむ。それがエリートというものだ」

「トッププレーヤーは責任を取るからこそ、こうした状況を楽しむことができる。だからこそ最も偉大な選手が、こうした大会を制することができるんだよ」

 相手はFWネイマールやFWキリアン・ムバッペなど、攻撃で違いを作れるアタッカーを多く抱える。

「昨晩はよく眠ろうと思って、対戦相手のことを考えていないときはよく眠れた。そういうものだ。彼らは信じられないようなトッププレーヤーの集まりで、だからこそあのチームでプレーしているし、そのクオリティーも高い。いい試合になればと思うよ」

 グアルディオラ監督は、パリSGの攻撃陣を抑えるのは困難なミッションだと認めた上で「私たちとしては、チーム一丸となってしっかりと守り、チームとして良いサッカーをして、ゴールを決めるだけだ」と前向きな姿勢を示した。

 一方、今年1月からパリSGを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督も「もちろん、両チームにとって簡単なゲームではないだろう。相手には信じられないような素晴らしい選手がいて、90分間試合をコントロールするのは難しい。逆もまたしかりだ。非常にタフな試合、激しい試合になると思う」と苦戦を予想している。

「マンチェスター・シティは今季、そして昨季もペップ(・グアルディオラ)と一緒に、素晴らしい旅をしている。もちろんタフな試合になると思うが、私たちが非常に良いパフォーマンスをして勝てることを願っている。それがサッカーにおけるいつもの目標だからだ」

 シティはトッテナムの指揮官時代にプレミアリーグでしのぎを削った相手でもある。ポチェッティーノ監督は「マンチェスター・Cは世界で最も素晴らしいチームのひとつだと思うし、私からすれば最高の監督がいるチームだ」と称賛の言葉を送った。

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