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U-15日本代表候補が合宿最終日に紅白戦。注目の198cmMF木吹翔太が“超中学生級”ミドル弾含め1G1A!

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U-15日本代表候補の紅白戦。1本目7分、ビブス白チームのMF木吹翔太が右足ミドルをゴールへ突き刺す

 06年生まれ以降で構成されたU-15日本代表候補は高円宮記念夢フィールド(千葉県千葉市)合宿最終日の29日、20分×3本の紅白戦を行った。

 メンバー総入れ替えで2週連続のU-15日本代表候補合宿。前回の最終日は好天だったが、この日はやや強い風雨の中で紅白戦が実施された。1本目は廣山望監督の「自分の特長をしっかり出して欲しい」という言葉通りに持ち味を出そうとする選手が多く、前回の課題となっていたゴール前で「オレが何とかしてやるという選手」もいて、シュートシーンの増える展開に。特にビブス白チームは相手を横へ揺さぶり、サイドを崩してシュート、クロスへ持ち込んでいた。

 1本目7分、198cmの「大器」MF木吹翔太(JFAアカデミー福島U-15)が右足の弾丸ミドルをゴール右上隅に突き刺してビブス白が先制点。一際存在感を放つ木吹は幾度かミスもあったが、守備能力の高さを見せ、また積極的にミドルシュートやスルーパスを狙っていた。

 そのビブス白は、前線でボールを収めるFW徳田誉(鹿島つくばJrユース)や左サイドからドリブル、ラストパスを繰り出すMF佐藤龍之介(FC東京U-15むさし)もゴールへの高い意識。後方からMF山本丈偉(東京V Jrユース)らを経由しながらボールを正確に繋ぎ、左SB橋本日向(JFAアカデミー福島U-15)の攻め上がりなども交えてテンポ良く攻撃していた。

 一方のビブスオレンジは守備範囲の広いCB山本虎(青森山田高)らが後方を支え、MF揚石琉生(栃木U-18)のDF背後へのパスや、左SB松本里央(FC LAVIDA)の攻め上がりを活用するなど反撃。9分には松本のスルーパスからFWワッド・モハメッド・サディキ(柏U-15)が抜け出し、2本目8分には敵陣中央での奪い返しからFW倉林佑成(千葉U-18)が右足を振り抜く。

 だが、ビブス白は12分、左中間の木吹が絶妙なスルーパス。これで抜け出した佐藤が左足でゴールを破り、2-0とした。ビブスオレンジは直後に松本のスルーパスで倉林が抜け出すが、GK内山翔太(新潟U-15)が阻止。逆に18分、ビブス白は相手のミスを突いたFW磯崎麻玖(大宮U-15)がPKを獲得する。DFを引きつけてのヒールパスなどアイディアある動きも見せていた磯崎が、このPKを難なく右足で決めて3-0と突き放した。

 ビブス白はキャプテンマークを巻いたCB坂本翔汰(鹿島ユース)や球際でよく体を張っていた右SB柴田翔太郎(川崎F U-15)らを中心に無失点。3本目、3点を追うビブスオレンジはなかなか迫力のある攻撃を展開することができない。相手の背後を狙い続けていた倉林がチャンスを迎えるシーンもあったが1点が遠く、終了間際にワッド・モハメッドの強烈なシュートのこぼれ球を倉林が押し込むもオフサイドの判定。結果、3本目はスコアが動かず、ビブス白が3-0で快勝した。

(取材・文 吉田太郎)

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