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指揮官が一発レッドのバルセロナ、グラナダに逆転負けで首位浮上を逃す

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FWリオネル・メッシが先制弾を決めたが、1-2で逆転負け

[4.29 ラ・リーガ第33節延期分 バルセロナ1-2グラナダ]

 バルセロナが首位浮上の絶好のチャンスを逃した。

 ラ・リーガ第33節延期分が29日に開催され、本拠地カンプ・ノウで8位グラナダと対戦。前半にFWリオネル・メッシのゴールで先制したものの、後半に2ゴールを奪われ、1-2で逆転負けを喫した。首位アトレティコ・マドリーとの2ポイント差は変わらず、3位のままとなっている。

 消化試合が1つ少なかったバルセロナは、前節終了時点で勝ち点73の首位アトレティコ、勝ち点71の2位レアル・マドリーに続き、勝ち点71で3位につけていた。

 勝てば首位浮上となる中、前半24分に先制する。メッシのパスを受けたFWアントワーヌ・グリーズマンが華麗なターンでマークを外し、PA内左へ進入したメッシにつなぐ。バルセロナのエースは角度のない位置から左足を振り抜き、グラウンダーのシュートをゴール右隅に決めた。

 メッシは得点ランキング首位を独走する今季26ゴール目。1-0で試合を折り返したバルセロナだったが、後半18分にグラナダFWルイス・スアレスのスルーパスがDFオスカル・ミンゲサに当たって裏へ流れると、抜け出したFWダルウィン・マチスに左足で決められ、1-1と同点に追い付かれた。

 後半21分にはロナルド・クーマン監督が抗議でレッドカードを受け、退席処分となる。するとグラナダは同34分、左サイドのDFアドリアン・マリンからのクロスをFWホルヘ・モリーナが頭で押し込み、ゲームをひっくり返した。

 バルセロナはそのまま1-2で終了を迎え、3試合ぶりの黒星。連勝は2でストップした。両チームとも次節は5月2日に行われ、バルセロナは敵地でバレンシア、グラナダはホームでカディスと対決する。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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