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前半に逆転許したマンU、スールシャール監督がハーフタイムにかけた一声で後半大量5得点

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オーレ・グンナー・スールシャール監督の声かけでマンチェスター・Uが復活

[4.29 EL準決勝第1戦 マンチェスター・U 6-2 ローマ]

 マンチェスター・ユナイテッドは29日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第1戦でローマに6ー2の勝利。前半を1ー2で折り返したが、オーレ・グンナー・スールシャール監督のハーフタイムの声かけでチームは奮闘を見せた。英『ミラー』が伝えている。

 ユナイテッドはMFブルーノ・フェルナンデスが先制点を挙げたものの、ローマのDFロレンツォ・ペジェグリーニとFWエディン・ジェコに得点を許し、前半を1ー2で折り返す。しかし、後半に5得点を挙げ、6ー2の再逆転で第1戦を制した。

 ポグバは試合後、『BTスポーツ』のインタビューで「結果はポジティブだけど、まだ終わっていない」と語り、第2戦に向けて気を引き締める。「ここを突破するうえで、まだもう1試合ある。集中力を維持し、同じメンタリティでプレーしなければならない」と精神面での重要さを口にした。

 ユナイテッドはモチベーション面でハーフタイムに大きな改善があったという。それはスールシャール監督の一言によるものだった。ポグバが明かしている。

「前半は2つのミスを犯して2失点してしまった。2点目を取られた後は、少し混乱していた。ハーフタイムでは『正しいことをしよう』『シンプルなことをしよう』と声を掛け合った。監督も話した。できるだけ多くのゴールを決めようと、全員がモチベーションを高めたんだ」

 元ユナイテッドのポール・スコールズ氏は、試合後にポグバを称賛。今は「完璧」なポジションでプレーしていると『BTスポーツ』に話している。

「ポグバは今夜、傑出していたと思うよ。あの位置からなら、創造性を発揮し、ゴールを決めることができる」

「このポジションは、より攻撃的になりたいときに最適だ。チームの中で自由な役割を持ちたいときには、このポジションがいい。右サイドバックが彼に対応しなければならないんだが、彼が中に入ると右サイドバックは彼についていけなくなる」

「彼が見せるいくつかのクオリティーは素晴らしかった。彼にはゴールが必要だったし、今は彼が活躍することを期待しよう」

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