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格の違い見せた34歳カバーニ、指揮官が大絶賛「単なる点取り屋ではない。残留に向けて全力で説得する」

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2得点を挙げたFWエディンソン・カバーニ

[4.29 EL準決勝第1戦 マンチェスター・U 6-2 ローマ]

 マンチェスター・ユナイテッドは29日、決勝トーナメント準決勝第1戦でローマに6ー2で勝利した。FWエディンソン・カバーニは同点ゴールと逆転ゴールの2得点。おーレ・グンナー・スールシャール監督が称えている。クラブ公式サイトが伝えた。

 ユナイテッドは前半9分にMFブルーノ・フェルナンデスが華麗な先制点を挙げるも、同15分、34分と2失点を喫し、1ー2で前半を折り返した。すると、後半に奮闘したのは34歳のウルグアイ代表FW。後半3分に強烈な右足シュートで試合を振り出しに戻すと、同19分には逆転ゴールを挙げる。勢いに乗ったユナイテッドはその後3点を決め、第1戦を制した。

 指揮官はベテランストライカーを称賛。「彼のフィットネスが万全なときはどうなるか、一目瞭然だろう。まるで失われた時を埋め合わせているかのようだよ」と語った。

「彼は単なるゴールゲッターではない。長年の経験から、彼には落ち着きと冷静な判断力がある。軽く蹴り入れた1点目のゴールやメイソン(グリーンウッド)のゴールへのパスなどを見てもそれは明らかだ。そういったところに彼の経験値が表れる」

「このチームがさらに成長するためには、経験豊富な選手の存在が必要だ。そして彼はまさにうってつけの働きをしてくれている」

 昨秋に加入したカバーニだが、来季の去就は未定だ。しかし、スールシャール監督は残留を希望する。

「私は彼に、オールド・トラッフォードは、そしてマンチェスターは、ファンがいるときはまた別物になる、と約束した。彼にはなんとしても、その雰囲気を味わってほしい」

「マンチェスターはとても居心地のいいところだ。私は全力で彼を説得する。今夜のような試合が、彼にあと1年ここにいてもいいと思わせてくれるだろうと願っている」

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