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マンチェスター・Uに大敗のローマ、指揮官が敗戦の弁「後半はすべてを間違えた」

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パウロ・フォンセカ監督が試合を振り返る

 ローマの指揮官パウロ・フォンセカが29日のヨーロッパリーグ(EL)準決勝マンチェスター・ユナイテッド戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、敗戦の弁を述べた。

 ローマは29日、オーレ・グンナー・スールシャール率いるマンチェスター・UとのEL準決勝ファーストレグに敵地で臨むと、前半を2-1とリードして折り返した。しかしGKパウ・ロペスなど前半だけで3人の負傷者の交代を強いられたローマは後半に入ると、守備が崩壊。FWエジンソン・カバーニにドッピエッタ(1試合2得点)を許すなどして5点を献上し、2-6と大敗を喫した。6日にホームでのセカンドレグを残すが、決勝進出は極めて難しい状況となり、指揮官のフォンセカは後半の出来を悔やんだ。

「重い敗戦だ。前半は良かったが、後半は自分たちが消えてしまった。ケガ人の影響も大きかったように思う。3人の交代枠を使った後、(アマドゥ)ディアワラや(クリス)スモーリングも苦しい状況だったが、交代させることはできなかった。非常に困難で過酷な後半になってしまった」

「あのような前半のパフォーマンスを見せたチームの敗北に説明をつけることは難しい。後半は闘志が感じられず、相手にスペースを空け渡してしまった。3失点目を喫した後は、反撃への精神力がなくなっていた。マンチェスター・Uとの対戦で交代カードが使えないのは厳しい」

「準決勝へたどり着き、ユナイテッド相手に前半のような戦いができたことは素晴らしい。戦えるチームであることを証明できたが、後半はすべてを間違えてしまった。私が常に責任者であり、言い訳を探したり、責任を回避したりするつもりはない。セカンドレグは難しくなる。次戦でどの選手が起用できるのかも分からず、これが現在の心配事だ」

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