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伊東2アシスト&三好が一時逆転のゴール!! 打ち合いとなったPO初戦、ゲンクがアントワープに3-2勝利

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FW伊東純也とMF三好康児の対決が実現

[4.30 プレーオフ1第1節 アントワープ2-3ゲンク]

 ベルギー・リーグのプレーオフ1第1節が4月30日に行われた。FW伊東純也の所属するゲンクは、敵地でMF三好康児が在籍するアントワープと対戦。3-2でシーソーゲームを制し、白星スタートを飾った。伊東は先発フル出場し、2アシストを記録。同じくスタメン出場した三好は1ゴールを挙げ、後半32分までプレーした。

 ベルギーではリーグ戦の終了後、上位4チームがレギュラーシーズンの半分の勝ち点(奇数の場合は繰り上げ)を持ってプレーオフ1(チャンピオンシッププレーオフ)を戦う。4チームの顔ぶれは1位クラブ・ブルージュ(勝ち点38)、2位アントワープ(勝ち点30)、3位アンデルレヒト(勝ち点29)、4位ゲンク(勝ち点28)。2位アントワープと4位ゲンクの一戦は、前半20分に動いた。

 右サイドを勢いよく駆け上がった伊東がPA内右で味方からのスルーパスを引き出し、ワンタッチでグラウンダーのクロス。ニアのFWエベレ・ポール・オヌアチュは合わせられないが、その奥にフリーで入ったFWテオ・ボンゴンダが右足で押し込んだ。

 0-1で折り返したアントワープは後半12分、左CKの流れからDFマクシム・ル・マルシャンがヘディングシュートを決め、同点に追い付く。続けて同16分、敵陣でのボール奪取から三好を起点につなぎ、FWディウメルシ・ムボカニがPA内中央にラストパス。フリーで走り込んだ三好が左足で流し込み、逆転ゴールを奪った。

 三好は今季の公式戦3得点目をマーク。だが、ゲンクがここから意地を見せる。後半28分、ボンゴンダの浮き球のパスからオヌアチュがPA内左に持ち込むと、左足で切り返してマークを外し、右足でシュート。ゴール右隅に決め、2-2とした。

 さらに後半43分、右サイドの伊東が最終ラインとGKの間を狙い、右足で鋭いクロス。ファーに飛び込んだボンゴンダが頭で叩き込み、土壇場で3-2とゲームをひっくり返した。

 伊東はリーグ戦を含め、今季14アシスト目。ゲンクがそのまま3-2でタイムアップを迎え、アントワープとの打ち合いを制した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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