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マンU×リバプールは延期…オールド・トラフォードにファン乱入、マンCの優勝決定は翌節以降に持ち越し

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抗議活動を行うマンチェスター・ユナイテッドのサポーター

 2日に開催される予定だったプレミアリーグ第34節マンチェスター・ユナイテッドリバプールが延期されることになった。英『BBC』が伝えている。

 当初、午後4時半にキックオフ予定だった試合だったが、グレイザー一家に対する抗議活動を行うファン・サポーターがオールド・トラフォードに乱入。ピッチ上で抗議活動を行うだけでなく、英『スカイスポーツ』は両チームの選手はホテルから出られていないと報じていた。

 マンチェスター・Uは「協議した結果、安全性を考慮し、リバプール戦を延期することになった。今後、プレミアリーグとの間で、試合日程を変更するための協議が行われる」と声明を発表している。

 4月18日に欧州スーパーリーグ構想が発表された際、ラ・リーガ、セリエA、プレミアリーグの強豪クラブの多くが参加を発表する中、マンチェスター・Uも参加を表明。しかし、UEFAやFIFA、各国協会、他クラブ、サッカー関係者、著名人から多くの批判が続出し、2日後の20日にはプレミアリーグから参加を発表していた6クラブが撤退を表明する事態となった。

 だが、ファン・サポーターはクラブのオーナーへの不信感を募らせており、各クラブのサポーターが抗議。マンチェスター・Uでは22日にクラブ施設に押し入ったサポーターが、「グレイザーアウト」と書かれたバナーを持って抗議していた。

 なお、この試合でマンチェスター・Uがリバプールに敗れた場合、マンチェスター・Cの2年ぶり7度目のプレミア制覇が決まる状況だったが、優勝決定は翌節以降に持ち越しとなった。

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