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強烈ヘッドはバー直撃…東京Vで初先発のDFンドカ「決めないと自分が出ている意味はない」

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DFンドカ・ボニフェイス

[5.2 J2第11節 東京V1-1大宮 味スタ]

 東京ヴェルディでの初先発を果たしたDFンドカ・ボニフェイスは試合後、1-1の引き分けに終わった試合を悔しそうに振り返った。

 脳裏をよぎったのは1-1で迎えた後半22分の絶好機だった。MF佐藤優平の右コーナーキックに対し、ゴール前に飛び込んだンドカ。持ち味のパワフルなヘディングシュートでゴールを狙ったが、シュートはクロスバーに阻まれた。

 試合はそのまま終了し、積み上げた勝ち点は1。ンドカは「ああいうセットプレーは流れとか関係なしに自分たちに入るので、点を決めることができなかったのは力不足。あそこで決めないと自分が出ている意味はない。しっかり枠に決めないといけない」と振り返った。

 ンドカはプロ4年目の25歳。昨季は37試合4ゴールを記録した水戸ホーリーホックを退団し、プロ入り後初の移籍で東京Vにやってきた。開幕当初から第6節水戸戦での守備固めを除けばなかなか出番を得られなかったが、前節の長崎戦でDF平智広が負傷交代。後半からようやくピッチに立つチャンスを掴んだ。

 水戸時代にも積み上げてきたビルドアップのスキルも活かし、永井秀樹監督も「頼もしいくらいのパフォーマンスを見せてくれた。セットプレーも惜しかったし、われわれのバージョンアップになっている」と太鼓判。そんな25歳は「細かいところの単純なミスをゼロにするところと、試合の中でうまくいっていない時、難しい時に試合の中で修正できる判断力を練習から高めていきたい」とさらなる成長を誓う。

(取材・文 竹内達也)
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