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[MOM3446]桐光学園DF馬場拓己(3年)_被シュート2で完封勝利。町田入りした先輩CB超えに挑戦

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桐光学園高CB馬場拓己は完封で関東大会進出に貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.4 関東高校大会神奈川県予選準決勝 三浦学苑高 0-2 桐光学園高]

 プロ入りした先輩CBたちを超える。桐光学園高は前半、思うような攻撃ができていなかったが、一方で守備面については鈴木勝大監督も及第点を与える内容。後半開始直後に連続ゴールでリードを奪うと、相手の攻撃が迫力を増した試合終盤も安定した守備を続けて2-0で勝利した。

 堅守・桐光学園の今年の中心人物はCB馬場拓己(3年=横浜F・マリノスジュニアユース追浜出身)だ。指揮官から「アイツに対する僕の信頼は高いものがあります」と信頼を受けるDFは、「自分は闘志あふれるプレーというのが好きで、泥臭くやるというのは自分の特長でもあるので。そこは謙虚に。上手くないので泥臭いプレーだったりで貢献したい」と力を込める。

 この日は、コンビを組むCB川角歓紀(3年)とともに声がけを欠かさず、泥臭く身体を張って相手の仕掛けに対応。被シュート2の完封勝利に「無失点で行こうというのは試合前も話していて、シュートは1、2本打たれてしまったんですけれども、それも枠外だったり、良い状態で打たせなかったのでDFとしては100……いや50点くらい」と微笑んだ。

 昨年は町田入りしたCB奈良坂巧とCB荒井ジュリアン海都の陰に隠れて控え。2年時に彼らを超えることはできなかったが、「今年こそはあの(先輩)2人を越えて見せる」という決意とともにシーズンをスタートしている。

 彼らの武器は圧倒的な高さ。馬場には先輩2人のような高さがないものの、ロングボールへの対応に練習時間を割き、ポジショニングの質を高める形でレベルアップしてきている。この日、セットプレーの攻守でキーマンとなっていたDFはよりトレーニングで強さを増していく意気込みだ。

 馬場が背負っている背番号「5」の前任者は奈良坂。その先輩DFからは「プロはプレッシャーとかスピードも速いし、逆に守備もどんどん前に出て潰すみたいな守備ができたら良いと思うよ」とアドバイスを受けたという。どちらかというと構える守備が多かったという馬場だが、先輩の助言を受け入れて意識的に前へ出て、相手を潰す回数も増やしている。

 目標は「歴代の中でも一番のCBに」。多くの名CBを輩出している桐光学園の歴史に名を残すためには結果も必要だ。「競り合い、1対1、カバーリングとか後ろで絶対的な存在感を出しながらやっていきたい」という馬場は、貪欲に成長を目指し、全国トップクラスの相手も封じ込んで上のステージで活躍できるようなCBになる。

(取材・文 吉田太郎)

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