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堅守名古屋が2試合で7失点…「なんでそんなミスが」「川崎Fには通用しなかった」

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[5.4 J1第12節 川崎F3-2名古屋 等々力]

 名古屋グランパスは首位攻防戦で痛恨の連敗。川崎Fとの勝ち点は9ポイント差に広がった。

 開幕12試合でわずか3失点だった名古屋は堅守を武器に首位の背中を追ってきたが、この連戦に0-4、2-3で敗れ、7失点を喫した。DF中谷進之介は「無失点で積み上げてきたものが川崎Fには通用しなかったということ。レベル的にまだまだ足りない。自分たちの特長がそこにあるのに、7失点してしまったことに守備者としての責任をすごく感じる」と振り返った。

 中4日で迎えた“第2ラウンド”は中盤を厚くした4-3-2-1でスタートし、序盤は主導権を握った。前半31分にセットプレーで先制を許すと、0-1で折り返した後半5分にはFW三笘薫を抑えられずにサイドを破られ、失点。さらに後半14分にDF丸山祐市が痛恨のミス。バックパスが無人のゴールに吸い込まれ、オウンゴールとなった。

 マッシモ・フィッカデンティ監督が新型コロナウイルス感染で不在の中、指揮を執ったブルーノ・コンカコーチは「失点の部分で、なんでそんなミスが出てしまったのかというミスが出た。どれだけ気持ちの上で充実して戦うサッカーをしても、ミスしてしまうと負けるのがサッカー」と厳しい表情で語った。

 0-3から意地を見せ、後半28分にMF稲垣祥が今季5点目、後半38分にはFWマテウスのスーパーFKで1点差まで追い上げたが、反撃は及ばず。稲垣は「地力の差で負けた。今の僕たちの力を認識できた2試合だなと思っています」と受け止めた。

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