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川崎F三笘「勝てるなと思った」相手SB食いつかせ狙い通りのアシスト

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アシストを記録したFW三笘薫

[5.4 J1第12節 川崎F3-2名古屋 等々力]

 川崎フロンターレFW三笘薫が個人技で局面を打開した。1-0で迎えた後半5分、DF登里享平からパスを受けた三笘は対峙したDF成瀬竣平が食いつくのを待ち、寄せてきた相手の力を利用してターン。

「前半から相手のサイドバックの選手がボールを持った時に食いついてきたので、そのシーンでも食いつくかなと思っていた。(相手が)足を出したところでターンして、その時点でスピードを上げれば勝てるなと思った」

 一気にスピードを上げた三笘はPA左から左足で折り返し、DF山根視来のゴールを演出した。

「狙い通りですし、ああいうシーンは結構昔からやっていて。足を出してくれれば僕の触る範囲のほうが広いので、その時点で勝ったなと思いました」。マッチアップを制して華麗にアシストを記録したが、「なかなか前を向かせてもらないところもあったので、ポジショニングの修正は必要」と貪欲に語った。

 後半14分にはDF丸山祐市にプレスをかけ、オウンゴールを誘発した。名古屋の反撃に苦しみながらも、チームは首位攻防戦に連勝。勝ち点を38に伸ばし、9ポイント差に突き放した。「2連勝してポイント差をつけられたので満足していますが、3点を取った後、チームとしての意思統一ができていなかったのが課題」と反省も忘れなかった。

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