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インテルFWルカクが明かす指揮官への忠誠「コンテのためなら死ぬまで戦えるほど」

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 インテルに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクが3日、ベルギーメディア『RTBF』のテレビ番組「La Tribune」に出演して指揮官アントニオ・コンテへの忠誠心を示した。

 ルカクを擁するインテルは今シーズン、リーグ戦34試合を終えて25勝2敗7分けの成績で82ポイントを獲得。2位アタランタに13ポイントの差をつけ、リーグ戦4試合を残して11年ぶり19回目のスクデット獲得を決めた。

 2年前にコンテのラブコールを受けてインテルに加入したルカクは、イタリア人指揮官への信頼を強調。「彼のためなら死ぬまで戦えるくらいだ。彼のいるチェルシーに移籍することはできなかったが、マンチェスター・ユナイテッドを離れる時は、彼のチームでプレーしたいと常に思っていた」と明かした。

 リーグ戦において2シーズン連続で20得点以上をマークしているルカク。しかし、リーグ優勝の喜びは大量のゴール記録を残して得る満足感をも上回るもののようだ。シュートだけでなく、ポストプレーでチームへ貢献できるよう努力してきたという。

「『今回でなければもうチャンスはない』と思っていたよ。キャリアにおいて500ゴールを記録することはできるかもしれないが、最終的に優勝できなければすべては無意味だからね。僕はゴールを背にしたポストプレーでも成長している。練習において、マシンから飛んできたボールをチームメートに振り分けるトレーニングをしてきた成果だよ」

 インテルの11年ぶりセリエA制覇が伝えられると、本拠地ミラノの中心部には約3万人ものファンが集結。ネラッズーリ(青黒の意味でインテルの愛称)の旗や応援マフラーが舞い、チャントの合唱が響いた。ルカク自身も街へと繰り出してファンの歓喜を眺めたと語る。「車で外に出てみんなの様子を見ることができたらと思い、友人に声を掛けた。世界中にいるインテルファンのことを思うと嬉しいよ。キャリアで最高の1年だと言える」と語った。

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