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マンUが公式声明を発表「それはまったくの誤りです」

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オールドトラフォードでファンが抗議活動

 マンチェスター・ユナイテッドは3日、「ファンによる抗議行動」に関して声明を発表した。

 2日に開催予定だったプレミアリーグ第34節のリバプール戦。当初は午後4時半のキックオフを予定されていたが、グレイザー家に対する抗議活動を行うファン・サポーターがオールド・トラフォードに乱入するだけでなく、両チームの選手がホテルから出られない状況に。クラブは「安全性を考慮し、リバプール戦を延期することになった」と発表し、試合は延期となった。

 翌日、クラブは「多くのファンが抗議する権利を行使し、平和的に意見を表明することを望んでいたが、一部のファンはチームの準備や試合そのものを妨害することを目的としており、ホテルやスタジアムでの行動がそれを表明している」と声明を発表。そして、一部メディアで報じられていた、クラブスタッフが開けたゲートを通り、抗議者がスタジアムやピッチに入ったという報道に対して、「まったくの誤りです」と否定している。

「一部の抗議者は入口前の防壁とセキュリティを突破後、ミュンヘン・トンネルの端にあるゲートを登り、スタンドのサイドドアを開け、さらに外部ドアを開けてコンコースエリアとピッチに侵入した。もう一つの侵入経路は障害者用エレベーターのドアを壊して作られ、集団がスタンドに入ることができた」

 そう説明すると、「大多数のファンは、クラブのスタッフや警察、他のファンへの暴力行為とともに、犯罪的な損害行為を非難しており、今後も同様の声を上げてくれるだろう。クラブは平和的な抗議者が処罰されることを望んでいないが、警察と協力し、犯罪行為に関与した者を特定し、公表されている制裁方針に基づいて独自の制裁を科す予定です」と続けている。

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